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第1回駒場祭企画会議(吃音劇を作ろう!)

7月17日(日)14時~18時に、東京大学本郷キャンパス学生支援センターディスカッションルーム2にて、スタタリングの活動を行います。

活動内容は、以下の通りです。

(1)駒場祭の展示企画で何をやるのかについての話し合い。

 今年、スタタリングは初めて東大駒場祭(11月下旬)に参加することにしました!

 展示と文三劇場両方に出ようと考えています。

 そこで、まず、展示企画で何をやるのかを決めたいと思います。

 今のところの候補は、活動報告の展示(ツール研究会や当事者研究会の活動報告)、DAFの体験会の開催、当事者研究会の開催、などです。

 駒場祭でこんなことをやりたい!という皆様からの案を募集しています。

(2)吃音劇を作ろう。

 展示企画だけではなく、文三劇場にもスタタリングから出てみようと考えています。

 役者、演出、音響、大道具・小道具作りなどは、外部の方から助っ人をよぼうと考えていますが、台本(劇作)は、スタタリングの参加者から作りたいと考えています。

 というわけで、今回の活動では、吃音をテーマにした台本つくりを、行いたいと考えています。

 これまで『英国王のスピーチ』(フーパー)、『ラブソング』(倉光泰子)、『金閣寺』(三島由紀夫)、『きよしこ』(重松清)、『青い鳥』(重松清)、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』など、吃音を題材にした映画やドラマ、小説、漫画は数多くあります。戯曲でも、『日本人のへそ』(井上ひさし)、『ど』(小寺和平)など、日本を代表する劇作家の人たちが吃音をテーマに戯曲を書いています。

 また、吃音そのものが第1のテーマになってるわけではありませんが、『ふくすけ』(松尾スズキ)、『カッコーの巣の上を』(キージー)などは、作中で吃音者が重大な役割をするような作品です。

 これまでの『吃音の描かれ方』や『吃音についての眼差し』を踏まえて、スタタリング発の、新しい『吃音作品』を、みんなで一緒に作り上げてみましょう。

 今回の活動では、①『自分が読んだことのある吃音作品と、それについてどう思ったか』②『吃音劇を作るとしたら、何を書いてみたいか』『吃音のどういうところについて一般の人たちに伝えてみたいか』を、話し合いたいと思っています。

 時間があれば、そのうえで、そのテーマを伝える上で、どういう設定や方法論をとるかを、参加者で話し合えればと考えています。

 なお、戯曲の作り方は、『演劇入門』(平田オリザ)、『ドラマトゥルギィ研究』(内村直也)、『子どものための劇作レッスン』(チャップマン)、『劇作は愉し』(斉藤憐)、『別役実のコント教室』(別役実)などを参考にする予定です。

 よろしくお願いします。

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