吃音学生交流会活動報告
いんこです。
4月25日(土)、サークル設立を記念した吃音学生交流会を開催いたしました。今回の交流会には、大学内外から総勢7名もの方が参加くださいました。中にはかなり遠方からお越しくださいました方もいました。参加者の皆様、改めて、ありがとうございました。
交流会では、前半で、『学習・どもりカルタ』(日本吃音臨床研究会 伊藤伸二監修)を使いながら、「吃音あるある」について参加者同士で話し合い、後半で、当サークルの活動についての話し合いを行いました。
(写真は使用した『学習・どもりカルタ』です。)
どもりカルタは、私(いんこ)が持参したものですが、22日に日本吃音臨床研究会に電話注文し、交流会当日の朝に届いたばかりでしたので、初めての使用でした。どの札も、吃音にまつわる色々な思いがつめられていて、とても面白かったです。読み札を作ったのは、伊藤先生ではなく、作品を応募した全国の吃音の小学生や先生方、また大阪スタタリングプロジェクトの方々だそうですが、特に最初の「あ」の札・「あきらめる 治す努力はしないけど よりよく生きる 努力する」には、とても力強く、伊藤先生の考えが反映されているなと感じました。賛成意見・反対意見・体験談など、色々な意見が出て、たくさんのことを考えさせられ、とても素晴らしいカルタでした。また今後、このカルタを使った活動をしたいと思います。
後半のサークル活動についての話し合いでは、やりたいことや活動予定などについて、意見を出し合いました。「プレゼンや面接などの練習がしたい」「ゲストを呼びたい」「当事者研究会をやりたい」「言いっぱなし・聞きっぱなしの近況報告会をやりたい」などの意見が出ました。
サークルの設立や今回の交流会をサポートしてくださいましたTさんとEさん、またサークル設立を許可してくださいました顧問のI先生、カルタをお送りくださいました日本吃音臨床会の皆様、ネット上での宣伝に協力してくださいました皆様、そして、今回の交流会に参加してくださいました参加者の皆様、本当にありがとうございました。
次回の活動日は5月16日(土)です。メンバーの親睦会を兼ね、東大の学園祭(五月祭)をゲーム形式で回る交流会を企画しております。詳細はライングループやメール、また、当HPやツイッターなどで後日ご連絡いたします。よろしくお願いいたします。