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吃音ドキュメンタリーを鑑賞しよう!

みなさん、

いんこです。次回の活動をお知らせします。

次回の活動は「吃音ドキュメンタリーを鑑賞しよう!」です。活動日は、7月30日(土)14時~18時、場所はいつもの学生支援センター3階ディスカッションルーム2です。

当サークルの参加者・福岡さんが作成した吃音のドキュメンタリーを鑑賞する会です。ドキュメンタリーを見て、その内容について、制作者の福岡さんを交えて、みんなで話し合いましょう。

以下、福岡さんから頂いた文章です。

〈福岡さんの文章〉

初めまして、東京大学情報学環に在籍している福岡 由夏です。私はメディアの力を使い、どのように吃音症という「見えない障害」に対して世間の認識を変える試みが出来るかを実験したく、授業の課題の一環で吃音当事者ドキュメンタリーを制作しました。その映像を、いんこ様のご厚意によ30日に開催される東京大学スタタリングで放映する運びになりました。皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

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【コンセプト】

吃音症は見えない孤独な障害です。ひと目で分かる重度吃音者に対し、軽度吃音者はほとんど周囲に気づいてもらえません。吃音者は幼い頃はみな重度ですが、吃る経験が増えるにつれ吃ることが恥ずかしいと考え、別の言葉に言い換えようと回避行動を取るようになり軽度吃音に移行します。そして同時に、周囲にも段々気づかれなくなります。このドキュメンタリーの企画者兼ナレーターも吃音に悩んでおり、障害を欠点として隠すのではなく向きあおうとしている女性を撮影しながら、彼らが社会を通して自分自身を見つめなおそうと努力する姿を伝えたいと考えています。

【作品概要】

孤独な悩みを抱える吃音者が仲間を見つけ、悩みを共有することで次第に生き生きとした生活を送るようになる姿を取材したドキュメンタリーです。主人公の小柳望さんは、幼い頃から吃音に悩んできました。誰にも打ち明けられない苦しみから拒食症になり、母親とすら会話が出来ない時期もありました。カウンセラーとして働く上でも、自身の吃音を理解されない困難を経験し、障害とも向き合えず、孤独な悩みを抱えています。そこで、吃音自助グループ「廣瀬カウンセリング教室」に通うようになり、同じ悩みを抱える吃音者に自らの悩みを共有することで、次第に「吃音症の自分」を認めていくことが出来るようになっていきます。

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どうぞよろしくお願いいたします。

以上です!吃音ドキュメンタリー楽しみですね!福岡さん、よろしくお願いします!

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