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第2回どもリーディング 戯曲『ど』(山元清多脚本、原作小寺和平『吃音集団』)を読む会 活動報告文

4月16日(日)、本郷キャンパス学生支援センター3階ディスカッションルーム1にて、第2回どもリーディング~戯曲『ど』を読む会~を、開催しました。

今回は、なんと、『ど』を上演した劇団黒テントのメンバーの皆さん(!)、さらに、『ど』の原作『吃音集団』を書いた小寺和平さんのご家族の方も(!!)、参加してくださいました。

その他にも、この企画に興味を持ってはじめて参加くださいました方々や、いつもの東大スタタリングのメンバーなど、合計11名の方が、参加してくださいました!

参加してくださった皆様、本当に、本当に、ありがとございました。

『戯曲を吃音者と一緒に読む』ことを通じて、『吃音について、当事者と当事者ではない人たちが対話する』というのが、この『どもリーディング』の趣旨です。しかし、今回は、そればかりではなく、原作者の小寺さんについてのエピソードや、『ど』の上演時のエピソード、昔の言友会のエピソード、演技と吃音の関係、黒テントや山元清多さんのお話し、、、、などなど、本当に、たくさんの、面白いお話が出来ました。

参加された皆さん、全員が、本当に積極的に話をして下さり、とても盛り上がりました。私が言うのもなんですが、最近、私が主宰する吃音関連のイベントの中でも、多分、一番、刺激的で、面白いイベントだったのではないかと思います。本当に、貴重なお話がたくさん聞けました。

このような素晴らしいワークショップが開催できたのは、戯曲『ど』の素晴らしさもさることながら、参加者してくださいました皆様のおかげです。皆さん、本当に、ありがとうございました。

『どもリーディング』は、自助グループの活動としては、かなり、実験的な試みです。第1回の『日本人のへそ』の時は、運営に不慣れで、たどたどしい部分もありましたが、今回、皆さんのおかげで、これからも継続して開催しようと、勇気が湧きました。今回も、最後まで読み終わらないなど、運営面での問題もありましたが試行錯誤しながら、第3回以降も、続けたいと思います。

戯曲『ど』も、東大スタタリングで、いつか、上演したいです!

次回の活動は、4月30日(日)、吃音当事者研究会です。テーマは、『演技と吃音~二重スパイの数理モデル~』です。

素人ながら、「演劇を通じて吃音について考える」ということをやってきた私(いんこ)が、吃音と演技の関係について、今の段階で、当事者の立場から「研究」した内容を、発表させていただきます。

参加される皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

いんこ

(後日、いただきました写真です。)

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